中学受験 塾の成績を上げる家庭学習の工夫 3つのポイント
今回の動画では、塾の成績を上げる家庭学習の3つのポイントについて考えています。
すぐに試していただける工夫ですので、ぜひ参考にしてみてください。
塾の成績を上げる家庭学習ポイント1 授業の準備をきちんとする
塾で成績を上げる上で大切なポイントの1つとして、授業の準備を周到にするということがあります。
授業の準備というのはいわゆる「予習」だけではありません。
一般的な進学塾のカリキュラムは、4年生から6年生の3年間で受験に必要なことを全て学習するという作りになっています。
逆に言えば、4年生部分の知識がないと、5年生の授業についていくのが大変なのです。
5年生から塾に通い始めたお子さんは、授業の前に「4年生の時に同じ単元を習っているかどうか」確認しておくと効果的です。
4年生で基本的な考え方を習った上で5年生では応用問題も学習する、というカリキュラムになっている単元も多くあります。
前の学年、もし通塾していたらどのようなことを学習したのかを知っておくことは、授業をスムーズに理解する上で効果的です。
動画では、塾の授業をしっかり理解するための「授業の受け方の工夫」についてもわかりやすく説明しています。
参考にしてみてください。
塾の成績を上げる家庭学習ポイント2 宿題の前に授業の復習をする
塾の成績を上げる2つ目のポイントは、宿題の前に授業の復習をすることです。
「宿題=授業の復習」と思っているお子さん、親御さんも多いのですが、宿題と授業の復習は違います。
授業の復習とは「その日の授業でどんなことを習ったのか」を思い出す作業のことです。
思い出す作業ですから、手を動かして問題を解く必要はありません。
(もちろん解いてもよいのですが)
まず授業から帰ったら(帰り道や送迎の車の中でも構いません)、今日はどんなことを習ったのか、授業で先生はどんなことを言っていたのか、お子さんに説明してもらってください。
可能なら授業でとったノートを広げて「ここを教えて」とか「どうしてこの図を書いて考えるの?」といった質問をしてあげるとよいでしょう。
あくまでも「教えてもらう」というスタンスで、決して「詰問」にならないよう注意しましょう。
お父さん、お母さんに説明することを前提にお子さんが授業を聞くようになれば、おのずと授業のポイントを考えながら聞くようになります。
動画では授業の復習と宿題をいつやるか、についても説明していますのでぜひ参考にしてください。
塾の成績を上げる家庭学習ポイント3 テスト直しをしっかりする
塾の成績を上げる学習習慣の3つ目のポイントは、テスト直しをしっかりするということです。
テスト直しは、間違った問題の正しい答えを書くということではありません。
書き直しをするのですが、その書き直しの工夫をしてみましょう。
例えば解説を読んで「わかった、自分の力で解ける」となった場合、すぐに自分で解いても良いのですが、少し時間がたってから解いてみるなど工夫をするのです。
少し時間がたってから解き直しをして、自分の力で解けたらいったんそれでOK、というふうに決めておくとよいですね。
動画では、さらに時間がたった後の書き直しなど、様々な工夫を説明しています。
ぜひ参考にしてください。
塾の授業の受け方や家庭学習については、工夫しだいで効果の出る方法はたくさんあります。
いろいろな方法を試して、お子さんにぴったりの家庭学習の方法を見つけてくださいね。