電気抵抗の大きさをかんたんに計算しよう
理科の様々な分野の中でも、「いまひとつピンときていない」お子さんが多いのが、電流や豆電球の単元。
原理を「納得」レベルまで理解できていないので、せっかく勉強しても時間がたったら忘れてしまうというお子さんも多い分野です。
今回の動画では、その原理の部分から理系分野のエキスパートである辻義夫先生が解説しています。
抽象的な分野は身近なこととして理解しづらい
電流や力学など、身近なことに置き換えてイメージしづらい単元は、なかなかお子さんには理解できません。
このような単元をお子さんに理解させるには、身近な例に置き換えて伝えることが大切です。
電流が流れたら電気が明るく光ったりエアコンから風がでてくることで、日常生活でも「電気が流れている」ということはわかります。
しかし、電流は目には見えません。だからお子さんとしてはなんだか「遠いこと」と感じてしまうのです。
だから、この電流の流れを身近なものに置き換えて伝えてあげるのです。
動画の中で辻先生は、「電流くん」を登場させ、電流くんが通りやすいか通りにくいかで、電気抵抗の大きさをイメージさせています。
これならお子さんにも「電気抵抗は電気が流れにくいもの」ということが実感として理解できそうですね。
「公式」に行き着くまでの過程を大切にしよう
動画では、電熱線の長さと断面積から電気抵抗の大きさの比を考えていますが、求めるための「公式」だけを書いてしまえば「長さ÷断面積」ということになりますが、この「公式」を覚えることより、このようにして計算できる理由、この公式にたどり着くまでの過程が何より大切だと辻先生は言います。
その過程が動画では詳しく解説されていますので、ぜひお子さんに見せてあげてください。
公式の成り立ち、仕組みを原理の部分から理解していれば、公式を忘れてしまっても思い出せますし、そもそも公式など暗記する必要がなくなります。
ぜひお子さんといっしょに「電流くん」になったつもりで電気抵抗について理解を深めてくださいね。
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