【理科の成績を上げる】中学受験の勉強法 3つのポイント
今回の動画では、中学受験の理科の成績を効果的に上げるための勉強法について考えています。
3つのポイントにまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
理科には計算分野と暗記分野があり、それぞれに勉強法がある
理科の勉強には、生物や地学の「暗記分野」と、物理や化学といった「計算分野」と呼ばれるものがあります。
暗記分野の勉強で大切なのは「丸覚え」にならないようにということです。
生物などの名前を覚える時にも、できる限り「意味付け」をするようにしましょう。
因果関係などをもとに「○○だから■■という名前」というふうに、「忘れ難く思い出しやすい」記憶法を身につけておくことが大切です。
計算分野では「書いて整理する」方法を身に付け、しっかり実行するようにしましょう。
水溶液の計算やてこ、ばね等の力学計算それぞれにおいて、書いて整理する効果的な方法があります。
我流で解くのではなく、まずはそういった「セオリー」を理解し、身に付け実行することが大切です。
テキストの問題以外からの学びを
理科の成績を伸ばす上で大切な2つ目のポイントは、テキストの問題ばかりに気を取られない、ということです。
塾の実力テストには、テキストの問題で出てこなかったようなことがたくさん出てきます。
これは、中学受験の本番の入試でも同じです。
このような問題に強い子は、普段からテキストの問題だけでなく、表紙に載っているコラムや、裏表紙などのちょっとした説明に興味を持ち、しっかり読んでいるものです。
「ここは宿題ではないから読まなくていい」という姿勢で勉強していると、理科の成績は上がらなくなります。
塾のテキスト以外に参考書や資料集を活用してもよいですが、まずは塾のテキストで普段目を通していない部分があれば、その部分に注目してみましょう。
前に習った単元を繰り返すサイクルをつくろう
理科に限らずですが「習ったときにはわかったのに、実力テストになると解けなくなる」最大の原因は、一度わかったことを、時間が経つにつれて忘れてしまうことです。
塾では毎週たくさんのことを勉強していきますから、どうしても過去のことを忘れてしまうのは仕方がないことでもあります。
そこで大切になるのが、一定期間をおいて過去に勉強したことを繰り返すサイクルを、日常の勉強の中に作ることです。
動画ではその具体的な方法も紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。