大人の工夫で暗記のモチベーションを上げよう
暗記が嫌いな理由は…
- 「暗記が苦手で」
- 「興味がなくて覚えられないんです…」
- 「理科や社会の暗記を嫌がります…」
こんな声、よくお聞きします。
- 「暗記は『覚えるだけ』だからつまらない」
- 「でも必要だからやらなきゃ」
親子とも、そう思っているご家庭もあります。
お子さんに「なんで暗記が嫌いなの?」
と聞くと、よくこんな答えが返ってきます。
「だって、覚えなきゃならないことがたくさんありすぎだから、嫌い。」
「覚えることが膨大」を逆手に取って…
実のところそうでもないのですが、暗記が嫌い、苦手というお子さんの多くは、「覚えるべきことがたくさんありすぎる」と思っているようです。
そこで登場するのが、各塾で配布される暗記用テキスト。
これを上から順に覚えていく…
ちょっと考えただけでも、お子さんの苦痛に満ちた顔が目に浮かびます。
挙句の果て、答えだけを上から順に覚えるという不毛なことをし始める子もいます。
そこで提案です。
- 「全部覚えなくていいよ。とにかく10個だけ、覚えよう。」
これならお子さんはのってきそうでしょうか。
たとえば星座は全天で88個あるのですが、このうち10個だけ覚えよう、という提案です。
88個もあるうちの10個でいいのか、と「やってみよう」という気持ちになるお子さんもいそうですね。
このように、個数を限定してあげることで「暗記したくない気持ち」のハードルを下げることができるのです。
実際に覚えるべき10個の星座とその理由は、ぜひ動画でご確認ください。
大人の知恵で暗記をサポート
一問一答的に覚えるべきことを1つずつ覚える…暗記に対してそんなイメージを持つお子さん、親御さんも多くいます。
想像しただけでも楽しくなさそうです。
しかも、「答えなさい」「書きなさい」と命令ばかり。(当たり前といえばそうなのですが)
- 「アブラナのおしべの本数を、長さの特徴とあわせて答えなさい」
と聞かれるのと、
- 「アブラナのおしべは、長いのが何本で短いのが何本?
と聞かれるのでは、まったく印象が違いますね。
(正解は「4本が長く、2本が短い」です。「四強二弱」と覚えるといいんですね)
「テキスト、問題集なんだからそんな聞き方してるのないでしょ」
と思われるかもしれませんが、いまはいろんなテキストがあります。
探してみる価値だってあるかもしれません。
(ぜひ動画をご確認ください)
その他、大人の知恵、工夫でお子さんの暗記学習をバックアップする方法を、動画ではいくつかご紹介しています。
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