2022年版 サピックスの理科テキスト使いこなし術
今回の動画では、サピックスの理科のテキストの魅力とその使い方、 ファイリングの考え方などについて、分かりやすく説明しています。
また「塾の授業とテキストだけではよく理解できない」という場合の市販テキストの使い方などについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
表紙と表紙裏を活用することが、理科好きになる大きなポイント
動画では、サピックスのテキストの大きな特徴の一つ、表紙と表紙裏にある「図鑑」について説明しています。
4年生では「季節の図鑑」5年生では「理科の図鑑」6年生は「科学の図鑑」と名前は変わりますが、いずれの学年のものも、カラー印刷で写真が豊富に掲載されています。
その季節の自然や生物、星座などについて、写真や図版を豊富に使用して解説されています。
その週の宿題ではないため読み飛ばすお子さんも多いのですが、理科のできるお子さん、理科の好きなお子さんは、この部分をしっかり読んでいるケースが非常に多いです。
季節の話題や生物、自然について知ることで理科の知識が豊富になり、テストの総合問題などにも対応できる力が付いているようです。
ぜひ動画を参考に、この表紙と表紙裏の「図鑑」を積極的に利用してください。
塾の授業とテキストだけで分からない時は、市販テキストが効果的
塾にお子さんを通わせていると「塾のテキストだけで手一杯だから、市販のテキストなんて…」「市販のテキストよりも、塾のテキストの方が大切なことがわかりやすく書かれているのでは」と感じる親御さんも多いと思います。
確かに大手塾のテキストは、中学受験に特化した素晴らしいものなのですが、「塾のテキストだけではよく理解できない」「授業で大切なことを聞き逃してしまったようだ」といった場合、 塾のテキストだけで復習、理解を深めようとしても難しい場合があります。
そのような時には、市販テキストを活用してみることも一つの方法です。
動画ではその場合の注意点として「市販テキストは全てやるのではなく『つまみ食い』にすべき」と説明しています。
塾と市販のテキストを全てやろうとすると確かに大変ですが、それでは塾のテキストとは別に市販のテキストを用意するメリットとは何でしょうか。
動画では、塾のテキストと市販のテキストの作られ方、考え方の違いについてわかりやすく活用法と共に説明しています。
どうも塾の授業とテキストだけでは理科の勉強がうまくいかない、とお感じの方はぜひ試してみてください。
サピックスのテキストは一回一回プリント配布だから整理が大変?
理科だけでなく、 サピックスのテキストは全科目、一回一回プリントでてテキストが配布されます。
これは「先入観や予備知識なく、まっさらな状態で新しい知識に触れて欲しい」という塾の願いが形になったものです。
この考え方は素晴らしいのですが、 一回一回、十数枚のプリントが綴じられたものを配布されるため、整理が大変だとの声が多く聞かれます。
バラバラになってしまうと後で見返したい場合などに困るので、一回一回ファイルしておくことを動画ではお勧めしています。
あまり手間にならない方法として、一回ぶんずつパンチで穴を開け分厚いファイルに閉じていく方法を紹介していますが、 書類ケースに立てて本棚に収納するという方法もあります。
例えば数週間ぶんはファイルケースに入れて本棚に収納し、その後順番にパンチで穴をあけファイルに収納、というふうに段階を踏んでいるご家庭もあるようです。
動画で紹介したように、サピックスの理科のテキストは、表紙と表紙裏を見返す機会があると良い復習になります。
表紙と表紙裏だけをスキャンして保存、 という方法も紹介していますのでぜひ参考にしてください。
整理は大変ですが、とても内容豊富で素晴らしいサピックスのテキスト。
上手に活用して、 お子さんの理科の実力を伸ばしてあげてください。