中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

帝塚山中学校

偏差値
男子 58
女子 59

学校の特徴

中高一貫の私立校。男女別学生で授業などは男女別、部活動などその他の活動は男女一緒に行う「男女併学」というシステムが特徴的。思考力・判断力・表現力を磨く「力の教育」など、個性を伸ばし、人間力を育てる教育に注力している。グローバル教育にも力を入れており、希望者はハワイサイエンスキャンプ、ボストン近郊の大学寮滞在によるグローバルアカデミックプログラムに参加可能。また、すべての生徒が勉強だけでなく、クラブ活動にも真剣に取り組んでいる。

学校概要

創立 1941年
学校長 池辺 政人
所在地 奈良市学園南3丁目1番3号
アクセス 近鉄「学園前」駅徒歩1分

入試概要

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入試傾向

国語

60分150点満点。
基本的に大問3題。論説文1題、文学的文章(物語文・小説)1題、漢字の書き取り1題の構成。

知識分野では毎年漢字に大問1題が割かれ、書き取り・読み取り合わせて15問程度出題されるのが特徴的。漢字自体は非常に易しいが「ショクジュ(植樹)」のように問題集ではあまり見ない熟語で出題されることもある。漢字は丸暗記ではなく、文字の持つ意味を含めて覚えておくこと。四字熟語・文法も出題される。

読解分野では論説文・文学的文章ともに4、5年生の教材で扱われるほど平易なものが用いられている。記号、抜き出しが中心で、記述は各大問(読解)に50字程度のものが1題ずつ。正誤問題もよく扱われる。特筆するほどの難問奇問はないので、基本的な知識・読解力をしっかりつけておけば良い。

算数

60分150点満点。基本的に大問1は小数、分数を含む計算問題と文章題。大問2以降は基本問題。基本問題はそれぞれに小問が3問程度出題される。

大問1の文章題で扱われるのは速さ、食塩水、相当算、比、つるかめ算などで、大問2以降の基本問題では速さ、図形の移動、規則性など。

問題数にボリュームはあるが難易度は高くないので高得点を目指したい。特に大問1ではミスに気をつけ、満点を取るつもりで取り組むこと。

理科

30分75点満点。基本的に大問4題。難問奇問は無く、基本的な知識をきちんと定着させておけば問題ない。

小問は35問程度あり、算数と同様ボリュームが有る。時間に余裕がないと言うほどではないので見直しは可能だが、時間配分に気をつけ、スピーディーで正確な計算を心がけること。

単元はまんべんなく出題されるが、やや化学の分野が多く、中でもグラフに関する問題・計算問題は頻出である。

空所補充と記号問題が中心で、実験や観察の内容から考察できることをまとめるような長い記述問題は今のところ全く扱われていない。

社会

30分75点満点。小問は50問程度で算数・理科同様ボリュームが有るので時間配分に注意。

知識問題が中心で、グラフから思考し自分の意見を述べるような難度の高い問題は扱われないので、基本をしっかり身につけて臨めば高得点が狙える。

分野は偏り無く、歴史、地理、公民からそれぞれ出題される。

地理は自然、人口、地形、産業の特色や世界の貿易について出題される。産業は地域ごとの特色を自分でまとめておくと良い。地名と地図の位置もきちんと一致するようにしておこう。

公民は日本国憲法や三権分立についての問題が頻出。

歴史は特に空所補充で漢字指定されていることが多い。基本的な用語は漢字で書けるようにしておこう。

時事問題の割合が増えているので、日頃からネットや新聞でニュースを見ることを習慣づけておくと良い。

◆『専願受験』について

※当校では「入学試験に合格すれば必ず入学する」意思を出願時に表明する『専願受験』枠を設けており、1次専願受験者が2次B入試を受験する場合、希望すれば別途『専願ライン』を設定して判定してもらえるメリットがある。公式ホームページ内の「入試情報」をよく確認し、当校第一志望の場合はぜひ活用しよう。

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