頌栄女子学院中学校
学校の特徴
中高一貫教育を行うキリスト教の女子校。難関大学への合格実績も多く、中学3年から高校卒業後の指導を始めるなど進路に対する意識が高い。聖書の教えを基礎に徳育、学力、高雅な品性、国際感覚、社会貢献する心を育む。中でも海外語学研修や帰国子女の積極的な受け入れなど、英語教育の充実が特徴。全人教育を実らせるため、日曜日の教会礼拝への参加を奨励している。
学校概要
創立 | 1884年 |
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学校長 | 岡見清明 |
所在地 | 東京都港区白金台2丁目26−5 |
アクセス | 地下鉄浅草線「高輪台駅」より徒歩1分、JR・東急池上線「五反田駅」より徒歩10分、JR・京浜急行線「品川駅」より徒歩12分、地下鉄南北線・三田線「白金台駅」より徒歩10分 |
入試概要
募集人数
第一回 | 100名 |
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第二回 | 100名 |
帰国生12月入試 | 特に定めず |
帰国生2月入試 | 特に定めず |
日程
第一回 | 2021年2月1日 |
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第二回 | 2021年2月5日 |
帰国生12月入試 | 2020年12月5日 |
帰国生2月入試 | 2021年2月1日 |
試験科目
第一回 | 国語・算数・理科・社会 |
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第二回 | 国語・算数・理科・社会(2021年度入試では面接は行わず筆記のみ) |
帰国生12月入試 | 特に定めず |
帰国生2月入試 | 特に定めず |
面接や実技
2021年度入試では一般入試の面接は行わず、筆記のみ。帰国生のみ、両親どちらか一名同伴の面接がある
試験時間
第一回 | 国語40分・算数40分・社会40分・理科40分 |
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第二回 | 国語40分・算数40分・社会40分・理科40分 |
帰国生12月入試 | 英語(筆記、英会話)・面接(両親のどちらか一名同伴) |
帰国生2月入試 | 英語(筆記、英会話)・面接(両親のどちらか一名同伴) |
配点
第一回 | 国語100点・算数100点・社会100点・理科100点 |
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第二回 | 国語100点・算数100点・社会100点・理科100点 |
帰国生12月入試 | 非公開 |
帰国生2月入試 | 非公開 |
入試傾向
4科目の試験時間、配点ともにすべて均等のため、総合的な試験勉強が必要。どの科目も「自分の言葉で述べる」ことを重視している。
国語
大問3問。小説と論説文からそれぞれ1問出題、その中で漢字や語句問題が出題される形式が続いていたが、2020年度の試験では「漢字問題」が大問として独立。長文問題では客観的読解力と表現力、速読速解力が必須。近年続く「自由作文問題」は内容と表現力の両面から評価。漢字や慣用句などの知識問題の出題数も多い。
算数
大問5問。計算問題、文章題、図形問題などを出題されるが、出題範囲が広く傾向が一定していないため対策を立てにくい。評価基準は、答えを求めるまでの過程の一つひとつに理由付けして応えられる理解力と表現力。途中式や図での表現など考え方を求める問題では、最終回答が間違っていても、途中式などが合っていれば部分点をもらえることも。
理科
大問4問。生物的、化学的、地学的、物理的の4分野から各1題出題。解答箇所は50前後と多く、用語や文章説明などの記述問題が頻出されるため時間的余裕はない。基礎知識に加え科学的な思考力、計算力、表現力が問われるため、表やデータを元に類推し自分の言葉でまとめる力が必須。最近の科学に関する最新情報も意識しておこう。
社会
大問3~5問で総回答数が60~70問と、試験時間に対し問題数が膨大。速読速解のスピードは必須。天災や選挙、世界的な出来事などの時事問題は必ず取り上げられ、それを切り口とした総合問題が出題される。思考力、記述力、資料から情報を読み取る力が問われる。日頃からニュースを意識し、自分の言葉で文章をまとめる力を養っておこう。