西村式中学受験小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法
主任相談員 西村則康 著
¥1,650
難関校合格のすごい勉強習慣
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中学受験を目指すお子さんの8割が
演習を手早くこなす「スピーディー学習」ばかりを繰り返します。その結果、
「たくさん勉強しているのに成績が伸びない」
「ミスばかりするので点数が上がらない」
といった悩みを抱えることになります。
このような状態を、本書では「アタフタさん」と呼んでいます。次のうち、お子さんに当てはまる項目はいくつあるでしょうか。
□ ケアレスミスが多い
□ 問題文をしっかりと読まずに解き始める
□ 不機嫌にイライラしながら学習している
□ わからない問題に出くわすとすぐにあきらめてしまう
□ よく当てずっぽうの答えを書く
□「なぜ、こう書いたの」?とたずねると屁理屈を言ってキレ気味になる
□ ノートや解答用紙に書かれた文字や数字が雑
□ 書くことを面倒がる8項目のうち3項目以上当てはまるようであれば、
お子さんは「アタフタさん」になっている可能性が高く、
「受からない子」に共通している「学習のクセ」がついてしまっているかもしれません。怖がらせてしまいましたが、難関校に合格するには、
演習を手早くこなす「スピーディー学習」は必須の能力で、
これ自体なくてはならないものです。ですが、それに加えて
「わかった!」「なるほど!」と実感しながらじっくり問題に向き合う
「スロー学習」が必要になるのです。「スピーディー&スロー学習」は車の両輪であり、
これができる状態を、本書では「ちゃくちゃくさん」と呼んでいます。お子さんを難関校に合格する「ちゃくちゃくさん」にするために、
本書では、スピーディーに問題をこなしつつも1問題文をじっくり読む
2自分の手を使って式や図を書く
3自分で自分に問いかけながら考えるを実行できる勉強法をご紹介します。
もしもお子さんに「アタフタさん」の要素があると感じたのであれば、
できるだけ早く「ちゃくちゃくさん」に変えてあげましょう。▼内容構成
第1章 難関中学合格は「スロー学習」で9割決まる
⇒「『受からない子』に共通している学習のクセとは」?というテーマから始まり、知識とともに思考力を要求する難関校に合格する子の勉強法「スピーディー&スロー学習」とはどんなものかをわかりやすく、実例を多用しながら説明しています。
お子さんの今の学習が「わかったつもりなのでは」?と不安がある親御さんには、ぜひじっくりと呼んでいただきたいパートです。第2章 「スロー学習」のキモは「読む・書く・考える」
⇒実際に「スピーディー&スロー学習」を日々の学習に取り入れるにあたって、何をスピーディーにこなし、何にじっくり取り組むべきかということは、とても大切なことです。
「表とグラフの苦手意識は小4で克服できる」というテーマがありますが、それは多くの方が納得&共感できる内容であると思います。
勉強の「作法」が詳しく書かれたパートです。第3章 「スピーディー&スロー」を実践するための1週間計画表
⇒親が中学受験の内容をフォローできるのは、小4までと言われます。だからこそ、小4というのは親にとっても子どもにとっても大切な時期。この時期に身につける「勉強のしかた」は、お子さんの一生を支えるものであると言ってもいいでしょう。
そして、その最大のポイントは、実は「自由時間」だと著者である西村先生は言います。
詳しくは本書で、しっかりご確認いただければと思います。第4章 成績アップ! 小4科目別「スピーディー&スロー」計画表
⇒小4の算数・国語・理科・社会を題材に、塾のある毎週の勉強の中で、何を「スピーディー」に、何を「スロー」にやるのか、具体的に説明していきます。
小4のお子さんの親御さん、これから塾に通わせようと考えている低学年のお子さんの親御さんは必見のパートです。
西村先生が提唱する「◯△☓勉強法」とはどんなものか、また「△」の問題をいつ、どうやって「◯」にしていくかは、中学受験を目指すすべてのご家庭の親御さんに呼んでいただきたい内容です。第5章 受験直前まで伸びる! 小5・小6「スピーディー&スロー」計画表
⇒実は、お子さんが5年生のときから中学受験の勉強を始めるご家庭、また4年生から塾に通わせているけど、今ひとつ勉強の「ペース」がつかめていないというご家庭も多いものです。
5年生からでも遅くない「スピーディー&スロー」な学習計画を、曜日、時間帯のレベルまで、複数パターンの詳しい表にして解説しています。
お子さんの学習のペースを「結果がバッチリ出る」ものにレベルアップしたいというご家庭におすすめのパートです。
本書では、スピーディーに問題をこなしつつも①問題文をじっくり読む②自分の手を使って式や図を書く③自分で自分に問いかけながら考えるを実行できる勉強法をご紹介します。