リビング学習を幼児期から習慣づけるメリットとは?
リビングやダイニングでの学習は、子ども部屋での勉強にくらべてメリットがたくさんあることは、いろいろなところでお話ししています。
今回は、リビング学習をどのように習慣づけていくかといったことを考えてみたいと思います。
リビング学習とは
リビング学習とは、親御さんの目に届く場所であるリビング、ダイニングで、生活音を感じながら学習することです。
リビング学習とはいっても、となりに付きっきりで勉強させるという事ではありません。
お母さんの料理を作る音をはじめ、様々な音を感じながら勉強することに意味があるのです。
いろいろな音に囲まれている環境の中で、集中力を高める利点もあります。
親御さんも、お子さんが勉強している姿が見え、安心です。
また、家族のコミュニケーションも取りやすくなりますね。
幼いころから習慣づける
幼いお子さんにもリビング学習はオススメです。
最初はもちろん、勉強でなくても良いですね。
まずはお絵かきしたり、リビングでの学習が楽しく思えるきっかけを与えてあげましょう。
幼いうちから子ども部屋でしっかり勉強させようとせず、お母さんのそばで楽しみながら何かに挑戦したり、できたことを共に喜んだりする経験をしておくといいですね。
親御さんの目の届く場所で学習するということを幼いうちから習慣づけておけば、必ず高学年になったとき学習にプラスになります。
なにより大切なのは、親子のコミュニケーションです。
中学受験を意識するならなおさらです。
中学受験は、親子で共にがんばることが大切だからです。
リビング学習に徐々に慣れさせる
お子さんが高学年になってから急に「今日からリビングで学習しなさい」と言っても、急には難しいものです。
幼い頃から「リビングで何かをする」という習慣をつけさせてあげることがポイントです。
幼いうちはリビングの一角に子ども用の台などを置いて、そこでお絵かきなどから。
「お勉強」ではなく、親子でいっしょに楽しむことが大切です。
徐々に体が大きくなってきたら、ダイニングテーブルなどに場所を移すといいですね。
リビングやダイニングに学習机を設置するご家庭も増えています。
もうすでに小学生で、これからリビング学習を習慣づけるのであれば、最初は学校や塾の宿題などから取り組んでみるのもおすすめです。
学習面だけでなく、コミュニケーションなどの面でも効果があるリビング学習。
上手に習慣づけさせてあげましょう。