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中学受験の筆記用具 鉛筆?シャープペンシル?使い方の注意は?

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公開: 最終更新日:2021年07月20日

中学受験を目指して毎日のように学習をするお子さんにとって、筆記用具はとても重要なものです。
使いやすく、効率的なものがあればいいですね。
今回は「中学受験の筆記用具 鉛筆?シャープペンシル?使い方の注意は?」というテーマでお話ししていきます。

鉛筆?シャープペンシル?筆記用具はどっちがいいの?

よく鉛筆かシャーペンのどちらが良いかというご相談がありますが、基本的には鉛筆をオススメしています。
鉛筆のほうがシャーペンよりも作りが単純で、芯が折れることはあってもシャーペンよりも大幅に折れにくいからです。

低学年や、中学受験の勉強を始めたばかりのお子さんの場合は、特に鉛筆がオススメです。
これは、お子さんが小学校の授業で使い慣れていること、お子さんの筆圧がわかりやすいことなとがあげられます。

未就学や低学年のお子さんは筆圧が弱い子が多いので、筆圧によって鉛筆の濃さや種類を選ぶといいでしょう。

“芯の太さが一定で、削る必要がなく答案が書きやすい”という利点がシャーペンにはありますので、鉛筆をすすめてはいますが、お子さんがシャーペンの方が日々の学習に使いやすいのであれば、使用してもよいと思います。

しかし学校によっては、入試時にシャーペン禁止という場合もあります。

受験校ごとに必ずチェックしましょう。

またシャーペンを禁止していない学校であっても、試験中の「替芯補充」はほぼ不可能です。鉛筆を削ることも同様です。
鉛筆を使うにしてもシャーペンを使うにしても、複数持っていくことが必須になりますね。

鉛筆の持ち方で成績が上がる!?

鉛筆やシャーペンの持ち方は、どんな筆記用具を使うかというよりも大切で、学習に影響があります。

計算ミスやうっかりミスが多いお子さんは、鉛筆の持ち方を見てチェックしてみて下さい。

鉛筆を立てて使っていたり、親指と人差し指で巻き込むように握りしめていませんか?

鉛筆の持ち方で成績が上がる!?

写真のような持ち方です。このような持ち方の子が最近増えています。

正しい持ち方をしないと、芯が折れやすくてつかれたり、自分の手に隠れて書いた文字が見えていないため、字が重なって読めなかったり読み間違えたりと、良いことはありません。

うっかりミスを減らす為にも、集中力を持続させるためにも、正しい鉛筆の持ち方をしましょう。

鉛筆の使い方でノートが変わる

鉛筆を正しく持ち始めると、筆圧が安定します。
手で隠れて、自分の書いた字が見えないということも無くなります。

そうするとノートが整理され、見やすくなるのです。
文字列が右上がり、右下がりなどになりにくいのです。

どれだけ速く先生の話しをメモできて、授業中の黒板をうつせても、後で見返したときに理解出来なければ意味がありません。

ノートを見ると、授業中の様子、態度もわかります。
筆圧が途中で極端に弱くなったり、字が雑になったりしているときは要注意です。
集中力が切れたりやる気がなくなったサインです。

鉛筆の持ち方をまずは見直し、少しずつ学習に集中しやすい環境作りを進めたいですね。

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