【日能研】テキスト改訂で変わったところ、変わらないところ〜上手な使い方を解説
「学びのとびら」ページなどが充実している日能研テキスト
日能研のテキストは大幅改訂され、各学年の使い勝手も大きく変わりました。
各単元の「扉のページ」が以前にも増して充実しており、特に理科や社会のテキストは、学習範囲に関連する事柄が豊富な写真や図版とともに紹介されています。
6年生の「学びのひろば」のページ(動画では「学びのとびら」と間違っていますが)は科目を横断して ひとつの物語を構成し、授業の度に扉のページを読んでいくことで一つのストーリーが出来上がるように作られています。
お子さんの学習へのモチベーション、テキストへの愛着を感じさせる工夫がされているのです。
動画でもお伝えしていますが、ぜひテキストをもらってきた時に親御さんが一通り内容を確認し、テキストが作られた意図や使い方などをお子さんと一緒に考えてみられると良いと思います。
テキストとともにカリキュラムについても理解しておくことが大切
日能研のテキストは大幅に改訂されましたが、実は大きなカリキュラムの流れは変わっていません。
日能研のカリキュラムは、大手塾の中では進度が最もゆっくり進む構成となっています。
進度が遅いことを「デメリット」と考えることもできますが、実は「単元をじっくり身につける」のに一番適しているカリキュラム構成だともいえます。
動画では、他の大手塾のカリキュラムと日能研のカリキュラムの内容の違いを具体的に説明しています。
ぜひ参考にしてください。
「電話帳」と呼ばれる日能研の講習会テキスト
日能研は、講習会のテキストも他塾とは一線を画しています
科目別に分かれておらず、全科目が一冊のテキストに収録されています。
特に6年生の夏期講習は、それまでの学習の総復習ということで、学習内容も多くテキストが非常に分厚くなっています。
このため6年生の夏期講習テキストは「電話帳」というニックネームがつくほど分厚く重いものになっており、裁断して自分たちで科目別に分ける家庭もあるほどです。
また講習会のカリキュラムも、他塾と比べると「じっくり理解する」ということを大切にしたものとなっています。
この点についても動画で具体的に説明していますので、ぜひ参考にしてください。