中学受験 塾のクラスはどこを目指せばいい
中学受験で大手進学塾にお子さんを通わせる場合、気になるのは”クラス分け”です。
「頑張って少しずつクラスを上げていけばいい」そう思っていても、クラスを上げることは想像以上に難しいのです。
今回は「中学受験 クラス分け」についてお話しします。
大手進学塾に入れたら安心?
大手進学塾に入る場合、入塾テストがあります。
入塾テストに合格し、大手進学塾に通うことになったからと安心する方もいらっしゃいますが、大変なのはそれからです。
毎月クラス分けテストがあるからです。
「塾に慣れたら少しずつクラスも上げていける! 」
そう思っていても、なかなか思い通りにいかないのが現実です。 クラスを上げ続けられるお子さんはほとんどいないのです。
いかに入塾テストで高いクラスに入れるか、実はとても重要なこと。 入塾前にしっかり学習して挑みましょう。
入塾はいつから準備する?
入塾テストの準備は、テストの2~3カ月前くらいから始めましょう。
大手塾の本格的な受験勉強のカリキュラムは新小学4年生からスタートします。
3年生の2月(塾での新4年生開講)の入塾が望ましいですね。
学校の勉強だけでは塾の上位クラスは狙えないので、学習スピードには特に慣れていなければいけません。
入塾時に上位のクラスに入れなかった場合でも諦めず、クラスを早い段階で上げる努力をしましょう。
クラスが下がった時は?
クラスが下がったら 「もう戻れない」と思ってしまうお子さんもいらっしゃいますが、そんなことはありません。
なぜ下がったかの原因をすぐに明確にしましょう。
体調が悪かったり、運が悪かったということもあります。
すぐに気持ちを切り替えて次のテストで挽回できるように最善を尽くしたいですね。
お母さんもお子さんに声かけをしつつサポートしてあげてください。
下がったら”すぐに戻す” その時はたいへんかもしれませんが、重要なポイントです。 上位のクラスにいれれば、6年生になったときに志望校の受験対策の特訓を受けることもできます。
志望校に合格する確率を上げる為にはとても大切な講座です。
「受験までまだまだ時間があるから大丈夫」ではありません。 適度に息抜きをさせてあげつつ、レベルを維持し、学力を向上していけたらいいですね。