中学受験 お子さんの成績を伸ばすための3つの視点
今回の動画では、お子さんの成績を伸ばすために親が持っておきたい3つの視点についてお話ししています。
お子さんの受験勉強をサポートしている親御さんとしては、様々なもどかしさや不安を感じることがあるかと思います。
塾の授業を受け、出された宿題もすべてやっているのになかなか成績が上がらない、など・・・
お子さんの成績を上げるために「親ができること」をぜひ参考にしていただければと思います。
「何をさせるか」と「どのようにさせるか」
日々、受験生のお父さん、お母さんのご相談を受けていると、よくこんな質問を受けることがあります。
「先生、子どもの成績を上げるために何をさせればいいですか」
もちろんお子さんそれぞれにとっての、この質問への答えはあるのですが「何をさせるか」と同じくらい重要なのが「どのようにさせるか」です。
動画では私の著書「中学受験 すらすら解ける 魔法ワザ」を例に、テストで間違った問題等の類題演習のしかたを説明しています。
特に「魔法ワザ」でなくても構わないのですが、大切なのは「テスト直しをする」「類題を解く」というだけではなく、本当に理解できたか、自力で解けるかをちゃんと確認することです。
最も確実に、簡単に確認するのは、お子さんに説明してもらうことです。
ぜひ動画を参考に、テスト直しと問題演習について考えてみてください。
お子さんの良い部分=「できていること」を見つける
親御さんとしてはどうしても、お子さんの「できていないこと」に目が行きがちです。
もちろん成績アップのためには、今できていないことをできるようにすることが必要なのですが、今できていないことの中にも「できるようになる要素」はあります。
お子さんの、そして親御さんのモチベーションのためにも、お子さんの「できていないこと」だけでなく「できるようになる芽」に目を向けることが大切です。
動画では多くのお子さんがテストで間違う算数の計算「逆算」を例にとって「できない」を「できる」に変えるための方法について考えています。
ご家庭だけでできないことは、誰かの力を借りる
なかなか成績アップしない、クラスが上がらない、といったことで悩んでいる親御さんは多いと思います。
塾で言われた通り授業で頑張り、宿題もちゃんとやっているのに成績が上がらない、というご相談もとても多くいただきます。
成績アップのために、ご家庭だけでできることももちろんあります。
一方で、ご家庭で限界を感じているなら、誰か外部の人に相談するのも1つの手です。
まず真っ先に頼りになるのは、お通いの塾の先生だと思います。
塾の先生も、教え子であるお子さんに成績アップしてほしいと思っているはずですから、ぜひ力になってほしいことを相談してみてください。
しかしお子さんの中には「塾の先生になかなか質問したがらない」という子も多くいます。
塾の先生以外に個別や家庭教師を利用しているなら、その先生に相談できますが、そうでないならあらためて検討してみることを考えていいかもしれません。
動画では、本格的に個別や家庭教師を利用する、しないにかかわらず、「試してみる」ということについて説明しています。
ぜひ動画を参考に、お子さんの成績アップについて考えてみてください。