苦手科目・単元に関するアンケート
今回のかしこい塾の使い方アンケートでは、中学受験を目指すお子さんの「苦手科目・単元」について調査しました。
<調査概要>
調査期間 |
2017年9月13日(水)~20日(水) |
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調査方法 |
インターネット調査 |
回答者数 |
かしこい塾の使い方メルマガ会員 165名 |
お子さんが苦手な科目は何ですか?(複数回答可)
【解説】
お子さんの苦手科目について学年別にたずねてみました。どの学年にも共通して国語が苦手なお子さんが比較的多いようです。低学年になるほどそれが顕著にでています。特に国語の情感的なことは、まだ人生経験が乏しい低学年の子どもには想像をするのも難しいのです。国語に限らず、低学年のうちは先取り学習よりも、さまざまな体験をさせてあげることや親子の会話が大切になります。
学年があがると算数が苦手なお子さんもでてくるようです。中学受験では、どの科目もまんべんなく高得点が取れれば理想的ですが、なかでも算数は"得意"にしておくと有利な科目です。算数を得意になる秘訣は、「わかる楽しさ」を教えてあげることです。そのために、まず親がしなければいけないのは、親自身が算数に対する苦手意識を持たないようにすることです。ここはとても大事なポイントです。
学年を追う毎に塾で学習する内容や量が増えていきます。どの科目にしろ、まずは何が苦手なのかをはっきりさせることが重要です。どの分野の何が苦手というのが曖昧なまま、ただ闇雲に勉強をさせても、それは非効率です。効率の良い学習を進めて、できる限り苦手意識を持たないように、克服するための方法をお子さんといっしょに考えていきましょう。
(主任相談員 西村 則康)
「物理分野」の苦手単元は何ですか?(理科について)
【解説】
苦手意識を持つ4〜6年生のお子さんの多かった物理分野については、「てこ・滑車・ばね」、「電気」の単元が苦手だというお子さんが多い結果になりました。
物理単元には、全体の10%程度しか暗記の要素がなく、多くの計算問題が出題されます。つまり、物理には算数の解き方の知識も要求されます。苦手意識のあるお子さんが多い分野ではありますが、逆に言えばライバルたちに大きく差をつけることが出来る分野でもありますから、単元ごとにきちんと理解を積み重ねておきたいところですね。
(主任相談員 辻 義夫)
社会の苦手単元は何ですか?
【解説】
社会の苦手単元については、3年生までは苦手意識を持つお子さんは少なく、4年生以降になると苦手単元がでてくるお子さんが多いようです。特に4年生以上のお子さんは「地理分野」が苦手だというお子さんが多い結果になりました。
地理といえば「日本地図を覚える」「各地の特産品を覚える」といったように《暗記分野》というイメージが強いですし、暗記に時間をかける勉強法の受験生が多いのも事実です。
しかし、ひたすら覚えるだけでは効率的な勉強法とはいえません。
受験では、単純な知識を問われることは少なく、むしろ知識があることを前提とした思考力を試す問題が出題されます。
そこで、暗記したことに理由付けしてみてはどうでしょうか。「なぜ」と疑問を持ち理由付けすることで各県の気候や特徴を覚えることができるだけでなく、他の問題を解く時の判断材料として利用できます。
この判断材料こそが思考力を養う肥料となるのです。
(主任相談員 馬屋原 吉博)
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受験成功のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にご覧くださいね。
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